今なぜ「ハクキンカイロ」
昨年の真冬の寒い日に娘とお出かけしました。
その時に娘のポケットからあるものを取り出して、
「お母さん、これ知ってる?」
ポケットから「ハクキンカイロ」が出てきました。
「えっ、ハクキンカイロ使っているの?」
ハクキンカイロと言えば私が子供の頃寒くなるとおじいさんが使っていました。
独特のにおいと袋をぶら下げた姿はカッコ悪くて古くてダサい感じでした。
今は使い捨てカイロを使っているのでハクキンカイロの存在すら忘れていました。
それを娘が使っているとは驚きでした。
キャンプブームで年に数回のキャンプの時にハクキンカイロはとても暖かく大活躍しているそうです。
子供の頃にあんなにダサく見えていたハクキンカイロも娘が使っているととても素敵でまるで別物のようでした。
何より寒空で使うハクキンカイロの温かいこと!!!
懐かしさとハクキンカイロの温かさで大感動していると娘が私に同じものをプレゼントしてくれました。
ハクキンカイロの仕組み
ハクキンカイロはベンジンの気化ガス(水素)がプラチナと接触して発熱する化学原理によるもの。
※火を使うのはプラチナの触媒反応を開始する温度を与えるため。
ベンジンがあればハクキンカイロが使える!
ハクキンカイロの使い方
カイロ、ハクキンカイロ指定のベンジン、ライター(またはマッチ)
2.タンクのクチに注油カップの底部を挿入
3.カイロにベンジンを注ぐ(注油カップを90度回転)
4.カイロ本体を逆さまに(ベンジンの入れすぎを防ぐため)
5.火口をはめ、炎を上からプラチナ触媒にあてる。
6.フタをしてカイロを袋に入れて使用
1.火口の金属部分を持って、火口を取り外す。
2.タンクのクチに注油カップの底部を挿入
3.カイロにベンジンを注ぐ(注油カップを90度回転)
カップ1杯のベンジンで12時間、2杯で24時間持ちます。
4.カイロ本体を逆さまに(ベンジンの入れすぎを防ぐため)
5.火口をはめ、炎を上からプラチナ触媒にあてる。
6.フタをしてカイロを袋に入れて使用
※発火の確認
火口に蓋を近づけ、点火出来ている場合は湯気で蓋が白く曇ります。
箱の中に詳しい説明書が入っています。
ハクキンカイロの特徴
・熱量は使い捨てカイロの13倍
・25CCのベンジンで最大約24時間保温
・ベンジン補充で繰り返し使える
ハクキンカイロはこんなところで大活躍
・手、足、腰の冷えに
・アウトドア、通勤、通学に
・野外コンサート、冬キャンプ
・カメラのレンズの霜取りに
ハクキンカイロの注意点
・火気厳禁の場所では火災、やけどの危険性
・ガソリン、灯油、シンナー、シミ雪専用ベンジン、アルコールは絶対に使用しない。
・ベンジンの入れすぎ。
・カイロは常に専用の袋に入れて使用
ハクキンカイロ用交換部品
ハクキンカイロはベンジンを補充することで長く使えますが「消耗品」があり補充が必要になります。
●火口の寿命
火口は使用頻度によって変わりますが1~2シーズン
●取替綿
ハクキンカイロの取替綿の寿命は5年~10年
ハクキンカイロは丁寧に使えは半永久に使えるエコなカイロです。
まだまだ寒い日が続きます。
師走の中であれやこれやの買い出し、大みそかの除夜の鐘、初日の出
風邪をひかないように寒さ対策「ハクキンカイロ」はおすすめです。
参考